Still/Layer
Still/Layer
Concept
「Still / Layer」ではあえて「未完」や「言いかけ」「剥がれ残った層」といった不確かさを受け入れた表現が展開されます。
「完成させないこと」
「すぐに答えを出さないこと」
「言葉にならないまま残るもの」
——これらは、今この時代において、ますます貴重になっている“人間らしさ”そのものなのかもしれません。
写真、言葉、身体、時間。
それぞれの層が静かに重なりながら、「いま・ここに在る」わたしの姿を立ち上がらせる。
曖昧さにとどまる力を“未完成の肖像”として

